2024年3月21日の『アメトーーク!』で「賞レース2本目やっちまった芸人」を放送されました。
2023年のM-1の決戦の2本目で「見せ算」をやったさや香ありきの企画でした。
これまでさや香には全く、これっぽちもコンビ愛を感じていなかったにゃん吉ですが、この回を視聴して結構心を動かされました。
その予兆は過去にもなんとなく感じていたことではあるのですが、それが少し形になったように思ったのです。
とりあえずさや香の向いている方向は間違いなく一緒だと感じたのです。
仲が良いかという点は相変わらず「全くなし」なのですが、さや香というコンビを大事にしている部分が感じられたという話です。
▽目次です▽
情報元の概要
◆アメトーーク(テレビ番組)
◆2024年3月21日放送
◆「賞レース2本目やっちまった芸人」企画でのさや香のトークにて。
◆出演
- チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)
- 笑い飯(西田幸治、哲夫)
- ロッチ(コカドケンタロウ、中岡創一)
- 三村マサカズ(さまぁ~ず)
- 塙宣之(ナイツ)
新山がいまだにこだわっている石井の発言「2本目は俺も汗かきたかった」
◆2023年のM-1は「見せ算」ありきで1月から決めていたという話の流れから。
新山:僕もビックリしたんですけど、『M-1アナザーストーリー』っていうのがM-1であるんですけど、後日談でオフの映像を結構放送するやつで。石井の発言で「2本目は俺も汗かきたかった」っていうアナザーストーリーでの発言があって…。
石井:(軽く頷く)
塙:そこ2人で話し合いできてなかったのかなぁ…みたいなね。
新山:ビックリしてホンマに。
観覧客:(笑)
新山:一緒に落ちて行ってくれてると思ってたんですよ。
蛍原:落ちていくんや(笑)。
新山:一緒に落ちて行ってくれてると思ったら、急に『アナザーストーリー』でパラシュートをパンと開けて、1人だけプーンと助かって行ったみたいな。離脱して行ったみたいな、1人。
石井:いやこれいろいろね、インタビューをすごいされる中の1個言ったやつで、っていうことなんです。結局蓋を開けたら。僕はもう後悔も全然ないです、やりきったし。
新山:(黙って頷く)
石井:っていうことを言ってたんですけど、「見せ算」であんまり喋ってない後ろ側でウケてない状況が続くと、すっごい寒いんです。
西田:寒いんだ。
石井:最後ね、並んだ時にね、体キンキンやったんですよ。そういう意味で、それやったら「汗かきたかったな」とポロッと言ったやつなんです。
長田:なんか出来たってことだね、自分で。
衝撃の事実 石井は新山から見せ算で行くからとは聞いてない
上記の話の流れの続きで。
石井:で、もっと言うと、1月から決めてたって言ってたんですけど、僕はなんも聞いてないんですよ、別に。「見せ算で行くぞ」って事なんて。正直、M-1やる時までも「見せ算で行くからな」なんて一言も、僕、言われてないです。
蛍原:ああそう。
石井:で、それなんで知ったかっていうか、わかったかっていうのは、僕が結構努力して。『いたって真剣』っていう関西の番組で哲夫さんと新山が真剣にトークするという…。
哲夫:ああ、はい!
石井:…の中で宣言してるんですよ。「僕、今年M-1、見せ算…何々でいくんで」って。それはてなで隠されてるんですよ、テロップ。ピーも入って。俺、それ…なんや?これ…。
観覧客:(笑)
コカド:ええ?
哲夫:読唇術やん。すごいな。
石井:…とかで、周りになんか聞いてたら、どうやらなんか「見せ算」をなんか最近またかけだした、「これや!」っていうので合わせにいってるんで。
蛍原:はあ…。
松尾:相談とかしないんだ?
新山:まあずっとそれできてるんで。僕が今日このネタやるわって寄席で言って。それを繋いでずっとやっていって。もう賞レース前で同じやつをずっとかけていって、まあわかるみたいな。
長田:ええー、すごいな。
独断と偏見によるコンビ愛のバランス評
新山→→→→▢ ▢←←←←石井(10のうち4:4の割合で2残)
少し甘めに評価しましたけど、さや香というコンビに対してのそれぞれの想いを感じ取ることが出来たトークだと思います。
そのため今回は、新山さんも石井さんも4つずつまでアップしています。
「5:5」までにはいきませんけど、にゃん吉の中で初めて2人が「さや香」を大事にしてそうだと感じました。
まずは最初の「汗かきたかった」話は新山さんはことあるごとに話しているような?
「眼」でも言ってましたし。
すごく引っ掛かっていたのでしょう。
あと「腹が立ったことはテレビで言う」のがさや香流ですので、そうだったということです。
今回の話し方でいえば、腹が立つというよりも「寂しかった」ということなのでしょう。
だって「一緒に落ちて行ってくれてると思ってたんですよ」ですよ?
ある意味、石井さんをすごく信頼してるってことです。
新山さん自身の考えについて来てくれてると信じている、ということです。
新山さん自身からは何も伝えないのに、です(笑)。
新山さんは元々メンヘラ系が強いので基本的に面倒くさいタイプ。
いろんな媒体を目にしていると、相手が自分を1番じゃないと寂しくてしょうがないタイプなんですよね。
だから石井さんも納得して一緒に「見せ算」をしたと思っていたらそうじゃなかったのかも、というのが寂しかったのだと思います。
今回の石井さんの弁明でどこまで払拭できたのかはわかりませんが、石井さんが「僕はもう後悔も全然ないです、やりきったし」とちゃんと言ってくれていることは忘れないで欲しい。
そして、何といっても驚いたのが、石井さんは新山さんから「見せ算で行く」ことを直接聞いていなかったという点。
驚愕ですよ、驚愕!
普段のネタならいざ知らず、自分たちの運命がかかった賞レースで、ですよ?
普段のネタなら全然いいです。
それはダウンタウンを筆頭にそんなコンビはたくさんいるからです。
直前でネタを伝えてやるというのは。
でも賞レースにはビックリでした。
本当に仲良くはないんだなと感じた部分です。
言わなくてもわかり合えてるという部分ではすごい絆を感じるところではありますが、さや香はとにかくコミュニケーションが足りないコンビだと思っているので、絆があるというよりも仲良くないということなのだと思います。
新山さんが石井さんに読み取ってくれとテレパシーを送っているかのような変なコミュニケーションですし。
その一方で、石井さんが言ってましたけど、石井さん自身の努力でかなり歩み寄っているということを気づかされました。
にゃん吉は石井さんがもっと新山さんのボケに笑ってあげて味方になった方がいいと思ってましたが、十分努力されてますね。
今回のアメトーークでは新山さんに全力で味方になってあげてましたし。
石井さんは「さや香」は大事していると感じましたし、今のところは新山さんを離したくないと思ってそうです。
何といっても新山さんがピンで出ている番組をチェックするくらいですからね。
新山さんが何を言うのかを知りたいからこそ見るわけです。
なんとなくですけど、新山さんもそれを勘づいているのではないでしょうか。
きっと石井は見てるはず…と。
チェックしているはずだと。
でも、新山さん自身からは何も伝えない(笑)。
不思議な関係ですけど、このぐらいの距離感がちょうどいいのがさや香なのかもしれません。
東京進出を決めていますので、コンビで頑張っていこう感も出てきていると思いますし、その努力が見え隠れしているようにも思っています。
これからも注視していきます。
だけど、新山さんは石井さんを大事にしないといつか捨てられるよ本当に、と思ったのは内緒です(笑)。
▽他のコンビ愛エピソードもどうぞ▽
①さや香新山はM-1のために石井のスーツ代を出すと言っていた『マルコポロリ』 - 相方LOVEでコンビ愛
②さや香新山がやすともにつられて石井を思わず「可愛い」と言ったスーツ購入回『やすとものどこいこ』 - 相方LOVEでコンビ愛